2008北京オリンピック
史上最多の204ヵ国と地域が参加した第29回夏季オリンピックは、2008年8月8日から24日までの期間、中華人民共和国の首都・北京市内を中心に開催されました。アジアで夏季オリンピックが開催されるのは1966年の日本、1988年の韓国・ソウル大会以来であり、20年ぶりとなった第3回目は、中国が初開催国となりました。
参加したアスリートは約11000人、実施された競技は28競技、種目としては302種目が開催されました。
開幕式は、中国時間の2008年8月8日20時8分(午後8時8分)と中国で縁起がよいとされる数字"8"(発音が発財:お金持ちになる、発展するなどの『発』に同じため)にこだわり、会場は北京市内と市外に分かれます。
市内では、特に「Olympic Green」「University Area」「 North Scenic」「Western Area」の四つのエリアで開催された他、競技種目によって、近隣都市や沿岸部の青島ではヨット、天津、瀋陽、秦皇島、上海ではサッカー予選、馬術競技は香港の田競馬場で開催されました。
北京五輪組織委員会は大会のスローガンとして「One World,One Dream(一つの世界、一つの夢)」を掲げ、中国国内および海外各国に人々のつながりや友好をメッセージとして強調しました。
北京オリンピック大会では、中国の金メダル獲得数は第一位になりました。今回の北京オリンピックを機会に、繁栄な中国が世界舞台に新たに登録され、今後はさらに各種スポーツ、文化イベントが中国に進出するようになることでしょう。
【北京オリンピック会場】 中国国家体育場(鳥巣)
北京国家体育場は、その独特の外観が鳥の巣に似ているので、鳥巣とも呼ばれます。
鳥巣はスイスの建築家ユニットヘルツォークにより設計され、総工費は25億元を費やし、大きさは330m×220m、高さは69.2 mです。
最大収容人数91000人でしたがオリンピック完了後は大改修が行われ、座席数は80000席にまで減らされました。オリンピック期間中には、開幕式、閉幕式、陸上、男子サッカーなどの競技イベントがここで行われました。スポーツの他に文化、娯楽施設として利用されることもあります。
現在は一般に公開されています。
【北京国家水泳センター】(水立方)
北京国家水泳センターは、北京市四環路の北側、オリンピック公園敷地内に建てられた水泳施設で、水立方とも呼ばれます。「水立方」の設計は、中国とオーストラリアの建築家が共同で行ないました。
2008年北京オリンピック期間中、水泳、飛び込み、シンクロナイズドスイミングなどの競技会場となりました。
建築面積8万平方メートルで、オリンピックの時の収容人数は17,000でしたが、オリンピック後には、6,000人にへらされました。高さ31メートル、縦横それぞれ177メートルの外観は、水の分子構造をモチーフにした大小約3,000個の膜で覆われています。光が当たると、これらの膜は水の泡のように見え、特に、夜になると、室内の光線がこれらの水色の膜から透けて外に発散し、まるで透き通った青い色の水晶のようです。
現在は一般に公開されています。
【北京国家体育館】
北京国家体育館は北京のオリンピックグリーン・エリア内に位置しています。
収容人数は18,000に達し、中国最大の屋内競技場です。北京オリンピック期間には、この体育館で体操、ハンドボールが行われました。