広西チワン族自治区は中国の南部沿海地区に位置し、首府は南寧市です。中国最大の少数民族チワン族の原住地です。総面積は23.67平方キロ、海岸線は1500キロ、西南部はベトナムに接し、中国と東南アジアとの経済交流において重要な位置を占めます。南はトンキン湾に面し、北部には東西に南嶺山脈が走っています。地勢は雲貴高原から続く西北部が高く、海に面した東南部が低いです。その特徴は石灰岩により形成されたカルスト台地です。
人口は4,925万人で、自治区にはチワン族をはじめ、漢族、ヤオ(瑶)族、トン(侗)族、モーラオ(仫佬)族など、12の民族が暮らし、チワン族がもっとも多く、自治区総人口の3分の1を占め、全国の90%以上のチワン族がこの自治区に集中しています。
省内の主要な都市は、省都の南寧をはじめ、世界的な観光名所・桂林、新興工業都市・柳州、西江流域の主要港・梧州などがありす。名勝旧跡としては、桂林『漓江』の山水世界、『両江四湖』、桂平の『西山』、寧明の『花山』などの国家重点風景名勝区のほか、柳州の『都楽岩』、新県の『徳天滝』、興安の『霊渠』、北海の砂浜などが有名です。
桂林市は、「桂林の山水は天下に甲たり」と称され、亜熱帯気候の恩恵に浴し、農産物が豊富で、北部湾を臨む南部は水産業が発達しています。特に北海市周辺は「南珠」という「真珠の里」でもあります。また、鉱物資源も非常に豊富で、特にマンガンは中国一の埋蔵量を誇っています。また、2004年からは毎年、区都南寧市で中国-アセアン博覧会が開催されています。
気候
広西チワン族自治区の気候はさまざまで、その敷地面積はほぼ北回帰線以南に位置する為、夏は長く、冬は短いです。同自治区の北部は、中央アジア熱帯気候に属し、南部は南亜熱帯気候に属しています。1月の平均気温は6~16度で、7月の平均気温は25~29度です。年間降水量は1000~2500ミリで、防港市東興区の降雨量が最も多く、2800ぐらいミリに達します。
主な観光地
花山壁画、徳天滝、畳彩山、伏波山、桂林冠岩、黒水河景観区、両江四湖、龍脊棚田、漓江