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青蔵鉄道「ゴルムド→終点ラサ」間の見所

青蔵鉄道見所図

 玉珠峰 
玉珠峰山峰は、標高6170m、頂上は万年雪に覆われ、「崑崙山」東部分の最高峰。
列車はモンゴル語で「美しく危険な少女」を意味するゴルムドから国道と並行して走り、三岔河特大橋を過ぎるところが
崑崙山の絶景ポイントです。左に「玉珠峰」右に「玉虚峰」が姿を現します。多くの乗客が、この地点で思わず歓声を漏らします。
崑崙山の天気は変わりやすく、切れ間のない青空が広がっていたかと思うと、突然曇ることも。中国語で「崑崙六月雪」(崑崙山に舞う六月の雪)といわれるように、6月でも雪が舞い散ることもあり、真っ白の玉珠峰が際立ちます。
青蔵鉄道
◆ 崑崙峠(山口) 
玉珠峰を通過後、更に高度が増し、凍土地帯に突入します。夏季には緑の大草原が広がります。
崑崙山トンネル通過後の崑崙山内の最高標高4772mの崑崙峠
崑崙山は西の
パミール高原から延び、全長2500km、海抜5500-6000m、幅130-200km。
崑崙山脈の最高峰「新青峰(ブカダバン)」青海と新彊の境界にあり、海拔6868m、青海省でも最高峰
崑崙山脈は青海省の重要な自然境界線でもあり、崑崙山峠を過ぎると、ココシリ無人区域に入ります。
崑崙山峠の石碑の南側にはココシリ野生動物保護に貢献したジェサン・ソナンダジェ氏の記念碑があります。ジェサン・ソナンダジェ氏は、チベットカモシカの密猟者との戦いの中で命を落としました。(「ココシリ」という中国映画の主人公です。)
◆ 可可西里(ココシリ) チュマル河大橋 
青蔵鉄道二番目の駅チュマル河駅からは、チュマル河(長江支流)と、チュマル河大橋を眺められます。
チベットカモシカなどの移動の障害にならないよう特別な建設方式がされ、全長2565m、支柱部分には合計78個の空洞が設けられ、野生動物が自由に行き来できるようになっています。
6~8月は、チベットカモシカの出産シーズンで、出産を間近に控えたチベットカモシカたちが、群れを成して西のココシリ奥地へと長旅に出る様子を目撃できます。夏以外でも餌を求めてやって来くるチベットカモシカ、野生のチベットロバヤク白唇シカなどの野生動物と対面することが出来ます。
長江源流

 沱沱(トト)河大橋 ◆
青海省西南部を流れる長江支流のトト河にかかる橋。青海省ゴルムド市のトト河駅から300~400mほど離れた所にある長江上にかかる1番目の橋トト河とはモンゴル語で「静かな河」の意味
全長1389m、42の空洞があり、トト河駅に設置された展望台から眺めることもできます。

トト河大橋
◆ 布強格(ブーチャングゥ) ◆
ブーチャングゥにつくと、湿原や高原、草原、氷雪垂直生態分布を見ることが出来ます。
ここは非常に小さい無人駅ですが、観光用のプラットホーム(プラットホームから外へは出れません)があり、周囲の景観と空気を楽しめるように出来ています。駅の基本的な管理は人ではなく青蔵鉄道の無人管理システムで行います。
 タングラ山峠駅 ◆
プラットホームには「世界鉄道標高最高地点5072m」の石碑が建っています。
ここでは、「氷美人」と謳われる「タングラ主峰」グラタンドン主峰(6621m)を堪能できます。
しかし中国語で「生命禁区」といわれている程、タングラ山は高地で空気が非常に希薄で、気候も悪く、重症な高山病にかかりやすい為、列車外にはに出られません。
列車通過待ちで、30分~1時間ほどこの駅で停車することもありますが、前述したように、高山病防止の為、どんなに景色が魅力的でも絶対に出ないで下さい。
タングラ峠を過ぎると、この後はラサまで段々下っていきます。
タングラ山脈
◆ 安多草原 
タングラ峠からチベット側へ下ると、やがて広々として果てしないチベット北部草原の風景に入ります。
夏場には牛や羊が草原に点々と見られます。
ここの地形は高原山川の類型に属し、タングラ山脈主稜線から大小の山峰が連綿と延び、高低起伏し、県内には湖沼や河川が多く、主なものは長江源流の支流、怒江(サルウイン河)源流スリンツォ源流水系です。
ここでは沢山のヤクを放牧している風景も見られます。
安多草原を行く鉄道
 ツォナ湖 ◆
ツォナ湖は線路に非常に近い場所にあり、湖面を列車が走っているよう感覚に陥ります。
最も近い場所では、その距離わずか10mほどです。
ツォナ湖は高原淡水湖に属し、チベット族には「神湖」として慕われています。
果てしない大草原と大空に引き立てられたツォナ湖は格別です。湖面には多くの鳥が飛び交い、湖辺ではチベットカモシカ、ヤクなどが水を飲む姿も見られます。
車窓から眺めるツォナ湖
 那曲(ナクチュ) ◆
ツォナ湖を過ぎてしばらくすると、ナクチュに到着します。美しいチャンタン(羌塘)草原を一望できます。
それまでの青空、白雲、湖、牛羊風景に草原と雪山が加わり、壮大な青蔵鉄道ラストシーンを彩ります。
ナクチュの平均海抜は4000m以上、中国語では「世界の屋根の上の屋根」と言われています。
ナクチュの町は駅から左に約5kmのところに見えます。この駅のプラットホーム内での下車が可能です。
ナクチュ駅
 当雄 (ダムション) ◆
ダムションはラサ市に属します。ダムションを過ぎて、しばらくすると右側に「ニェンチンタングラ山主峰」
7111m
氷山がきれいに見られます。
ダムション県の見所ナムツォ湖は、世界で
最も標高が高い塩水湖であるチベット三大聖湖の一つ。
駅から
ナムツォ湖まで約60km、ハイキングも可能。後続の列車時間の確認をしてお出かけ下さい。
下車時に、「引換券」と乗車券を交換します。
自己体調管理のもと、無理をせずにゆっくり観光してください。

 ラサ(西蔵)駅 ◆
巨大な空間!列車から駅に降りてから駅を出るまで、バリアフリーです。
駅全体の空間も適度、デザインも優れています。

ラサ駅