ホーム >> 中国観光地ガイド >> 三峡クルーズ
白鶴梁 水中博物館

長江水底に沈む巨大な彫刻

 白鶴梁 ●
【概要】
白鶴梁」は長江水中にあり、流れと平行して水中にのびる、梁(はり)状の自然石
普段は水中にあり、毎年12月から翌年3月までの乾期になると水面に現れていました。
古代の人々は、冬になり長江の水面が下がれば、翌年は安定した気候になると知っていました。
そこで人々は、白鶴梁に魚の絵を彫り標識とし、「石に歴史を刻む」方法で長江の水位を記録してきました。こうした習慣は、唐の時代から始まり、千年以上続きました。石の魚が水面に現れるたび、人々は長江に集まり、黄庭堅、朱熹、王士禎といった著名な文人墨客達が次々と白鶴梁に筆跡を
残しました。書道や絵画などの作品も多く彫られており、「芸術の水底宝庫」とも言われます。
【所在地】 重慶市涪陵区城北 長江水底
【名前の由来】 
伝説によると、爾朱という道士が太守の恨みを買い、竹籠に入れられて水中に投げ込まれました。流れ着いた先で幸いにも漁師に助けられ、親友の契りを結ぶほど仲良くなりましたが、道士は白鶴に乗って去ったことから名づけられたと言われます。
【白鶴梁データ】
全体の大きさ 全長1600m
幅10~15m
歴史年数 1200年間
記載されている渇水の年数 72回
白鶴梁に彫られている魚の数 18尾
白鶴梁に彫られている文字の数 3万字以上
世界初の水文学調査所  

 

●水中博物館(水下博物館)
【入場時間】 未定 毎週月曜定休日
【 入場料  】 冬季(12月~3月) 50元  夏季(4月~11月) 60元
【交通アクセス】 重慶市内より東方へ約100㎞,車で1時間半、
                        長江遊覧船で4時間、涪陵港より徒歩5分
【入場人数制限】 平日:600人/日 祝日:1500人/日  
           水中博物館観覧箇所の許容人数45人
白鶴梁 水下博物館
【概要】
 
三峡ダムが完成し、水位が135mの高さに達した後、「白鶴梁」は水深40mの水中に、永遠にその姿を消してしまいました。
 
歴史的・文化的価値のある「白鶴梁」を保護し、人々が引き続き貴重な石刻作品を鑑賞できるようにと、水中博物館が建設されるました。
【建設方法】
  ① アーチ型の保護カバー(長さ70m×幅約23m)を作り、その外側を鉄筋コンクリートで固める。
  ② 洗面器を裏返したように保護カバーを水中に沈め、「白鶴梁」の石刻の中で最も素晴らしい部分に覆いかぶせるように設置。
  ③ 石刻が、汚れた河の水に削られるのを防ぐため、保護カバーの中に浄化した河川水を流し入れ、保護カバー内外の圧力を平衡にする。
【館内の様子】
水中 
博物館 150mの通路にある円形の窓から水底石刻を観覧
地上 
陳列館 1階 マルチメディア館(タッチパネル、拓本のコピー)
         2階 テーマ別展示
                    (「水」、「石」、「詩」、「三峡名珠」4つのテーマで
水分科学価値人文価値を展示)
【観覧方法】
 
88mのエスカレーターで水面下へ→150mの通路を通過→透明な円形の窓から、水族館のように石刻を鑑賞。
 2012年1月に5ヶ月の修理を得て再開予定。