巫峡は巫山県と巴東県の間に切り立った全長44㎞の二番目の峡谷、ラッパの形をしており、東に進むほど川幅が狭くなります。緩やかな流れの両岸には群峰が聳えています。
南岸の山々が甲骨文字の「巫」のように見えるため、「巫山」と呼ばれるようになりました。
毎年11月ごろ、両岸の山々の木々が色づき、中国国内でも有名な紅葉スポットとなっています。
小・中型船に乗り換えて遊覧できる小三峡、神女渓、神農渓や、三国志の諸葛孔明肉筆とされる「孔明碑」が水没した場所があります。
近年では、多くの観光客が豪華客船クルーズで三峡を下り、紅葉を観賞しています。
【巫山十二峰】 巫峡を挟むように聳える、1000m級の12の石灰岩からなる山々。
三峡クルーズの船上からは上流より(北側)登竜峰・聖泉峰・朝雲峰・望霞峰(別名;神女峰)、(南側)飛鳳峰・翠屏峰、(北側)松巒峰・集仙峰、(南側)聚鶴峰が見えますが、浄壇峰・起雲峰・上昇峰は遮られて見ることができません。
船上から眺めるだけでなく、登山スポットとしても人気の観光地です。
神女峰とも呼ばれる望霞峰は、その優雅な姿から巫峡を守る女神の山とも言われています。