ホーム >> その他 >> 中国旅行情報
中国の医療事情
出来れば、お世話になりたくない情報ですが、事前に知っておくと、現地であわてずに、又、国内のご家族の方も安心できるのではと思います。現地の住民の方へは医療保険が普及しています。
日本は救急車は無料なので、有料なだけで驚かされるれのに、救急でもまず診療前に救急車代を現金で払わせる病院のシステムに納得いかないこともあります。お金がなければ、中国では診療を受けられるかどうか分からないのが現実です。緊急入院でも、前金の支払いをすませてからベッドを用意する児童病院もあるからです。テレビのドラマでも普通に、「診療前にはまず支払い」のやり取りが当たり前のように見受けられます。
◆ 中国の外来診療の流れ
診療科振り分け窓口
大きな病院では案内カウンターや診療振り分けスタッフを配置している。
診療所のような小さい ところはない。
症状を伝える「いつから」「どこが」「どのように」と診療科の名前のある切符のようなものを渡され、それを支払い窓口へ提出する。
基本診察料金の支払い
医師のランクがあるところでは、ランク別に値段が異なる。人気度や著名度よりは学歴で分けているようす。
大都市で上限20元 (専門家/教授)
夜間の緊急時でもここで先ず支払いを済ませてから診療できる。
外来カルテは病院保管でなく、個人管理なのでこの時に購入(約5角)
病院カードを配布するところもあり。
診察室
看護師がいれば診察室入り口にて、順番を調整するが、いない時には、直部屋に入り、医師に順番を聞く。 順番を電光掲示板表示にしている病院もある。医師の前に座っていても、急病だといって、後ろから割り込んでくる人 もいます。みんな急病なのに。「さあ、次だ、」と思ってスタンバイしてても、急病かどうか、医師の判断で、後回しにされることもあり。 診療後は、 各検査オーダー、処方箋を切る。いろいろ質問すると、ろこつに嫌な顔する医師が多い。
必要な検査費の支払い
所定の窓口で支払い、階が分かれていて数ヶ所で支払い出来る病院もある。たいていは2枚つづりになった支払い控えをなくさないように、検査技師へ渡します。カード払いできる病院もありますが、たいてい現金のみで支払います。
検査室

レントゲン室、エコー室などでは、順番が遵守されないことが多いです。催促しなければ、割り込んできた人に順番をとばされる場合もあります。入り口のドアを開けたまま超音波しても平気な人もいます。
腸内視鏡検査でさえ、プライベートが確保されにくい印象が多々です。次の患者が同室の検査中の人の前でスタンバイ、という光景もまれではありません。
複雑な尿検査などの検体を別の検査室へ自ら持っていかなければならない児童病院があります。

検査結果を自分で
診察室へ持っていく
次回来院についてコメントする医師とそうでない 医師がいるので、こちらの医師は患者からの質問をあまり好まないが、こちらから質問する。 西薬(西洋の薬)、中薬(漢方薬)、と窓口が別。 コンピューター入力する大病院は、処方間違いや在庫切れの際、再び医師の診察室へ行き、訂正してもらう。 一度診療登録されていても、次回カルテを忘れると、名前からの検索はしてくれないので、もう一度新登録することになる。
薬の受け取り
医師の切った処方箋と支払いレシートを薬局窓口に提出する。
在庫切れを医師が知らない場合は、この時点で診察室へ戻り再処方しなければならない。
飲み方を書いたシール(表現に注意して)が箱に貼っており、説明は聞かなければほぼしない。ビニールの袋と一緒に目の前にポンと軽く投げられるれる。(なるほど「投薬」、日本で「与薬」と言われるようになった所以。)
◆病院の施設
新しい施設ではホテルのロビーのような病院もあります。大都市ではエスカレータ設備の ある大病院もあります。婦人科などの個人病院については、入り口から付き添って案内 してくれるところもあります。電子レンジや給湯設備が整っている入院病棟もあったりと、地域によって差がありますが、注射器はディスポーサブル診察台の使い捨てシートは下肢 診察後でも使いまわしたり、言わないと出してくれないなどの差があるようです。
◆医療スタッフと清潔度
日系病院を除き、身だしなみは日本並みではありません。
私服の上に白衣を羽織って、ブーツをはいている看護師もいてびっくりします。三年毎に免許 更新なので知識と実力は即
戦力になります。病室内のトイレは洋式がほとんどですが、日本の病院と比較して清潔とはいいがたいです。 特に、小児病棟は病室内の屑かごで子供の大小の用を足す父兄がおり、不衛生です。院内の公共トイレは和式が主流です。
◆ 入院
前金を入金/カード支払いも可能、してから、ベッドがもらえます。看護師は、体温計を配ったり、 点滴する以外は、日本の看護師がするような処置以外の患者のケアはしません。検査室へも自分で移動し、検体も自分でもって行きます。ナースコールがついている大病院もあります。 病院食はついていないので、院内食堂を利用するか、自分で用意します。 出前も可能です。一人暮らしで頼る人もいなく、保険もない場合は入院は困難です。
【ご旅行中のご健康管理の為に】
* 普段服用したことのある常備薬を持参して下さい。(例 風邪薬、鎮痛薬、胃腸薬-特に下痢止め)
* 高山病予防薬など、服用したことのない薬は、日本で医師の注意事項を聞いてください。
* 現地で薬は購入出来ますが、アレルギー体質の方もいらっしゃる為、医師ではない現地遂行員は、お客様の強いご要
望のない限り、むやみに現地薬局の薬の服用をお勧めすることは出来ません。ご体質により、効果の現れにくい方、効
きすぎる方など、効果はさまざまです。
* 中国の方は、医師の意見は絶対聞く傾向にありますが、むやみにすぐ点滴を処方するので、ご自身の権利と判断によっ
  て、治療を選択して下さい。</< TD>